テーマ:原発

テロリズム安全神話が崩壊するとき

 原子力規制委員会の設置法案が国会を通った。  東電福島事故で原発の「安全神話」が崩壊し、安全規制の一元化によって基準の見直しを行い、原子力の安全性を高めようというわけである。再出発だ。今度こそは失敗しないでほしい。しかし、冷静に考えると、次に勃発するのは事故ではなくテロリズムになるであろうことは容易に想像がつく。  福島事…
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原発はこうなる-可能なシナリオ

 原発の運命は今年夏までにまとめられる、「エネルギー基本計画」と「原子力開発大綱」に委ねられている。これらの会合では原発推進派と反対派ががっぷり四つに組んでいるため、両者が歩み寄ることができずに両論併記になる可能性がある。  仮に両者が歩み寄ったとすると、両方に読める玉虫色の報告書になる可能性がある。例えば以下の通りだ。 「原子…
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中国は原発推進に意外に慎重だ

 東電福島原発事故は共産党独裁国家の中国でも大きな影響を及ぼしている。事故後、国務院は運転中と計画中の全原発の点検を命じ、その結果を踏まえて昨年8月4日安全宣言を出した。運転中の原発については、運転しながら点検するという中国式ストレステストを実施したのだった。  これで原発の点検は収まったかのように思っていたが、新規原子力発電所の建設…
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我々はカネではなく、石油を食べて生きている

 世界のGDPは石油消費量を通貨に換算した額の2倍で推移している。  経済学部の学生は通貨が経済の血流と習うが、それは間違いで、我々は石油を食べて(消費)して生きているのである。しかし、不幸なことに、世界の石油生産はピークは2006年だったが、数年以内に減少が著しくなり、その後年6%以上の割合で減耗していく。つまり、世界経済は年間12…
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忘却作戦は忘却せよ

 失敗学の権威の言葉にこういう箇所がある。 「失敗の記憶には法則性がある。個人は3年で忘れ、組織は30年で途絶え、地域も60年で忘れる。歴史的な事象も300年で社会から消え、1200年たつとその出来事が起きたことさえも誰も知らなくなる」    万物は流転し、同じ状態を保つことはない。人の記憶も、民族の経験も、忘れていけないことも、…
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原発なしで来夏を乗り切れるか

 野田政権は減原発の姿勢は打ち出しているが、脱原発については方針を明確にせずに状況を見守っているように見受けられる。民主党内は脱原発の声が強く、国民も原発に大きな不安を抱いているが、その流れにうかつに乗ってしまうと、電気不足に陥った場合、産業界や国民から見放されてしまう恐れがあるからだ。  日本の原発は13ヶ月の稼働後、定期検査を…
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人間はガツンとやられなければ分からない

 エネルギーや資源の有限性や環境保護の大切さは誰でも理解できていたが、真剣に取り組んでいた人は少なかった。しかし、3・11大震災で状況が一変した。  原発が停まり、節電の重要性がクルーズアップされるや、個人も企業もこぞって節電に向かっている。今年の夏は冷房の少ない環境で過ごさなければならないが、どうにか乗り切れるだろう。大震災で多大な…
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省エネ・省資源社会への転換を

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい」  この節は夏目漱石の『草枕』有名な冒頭にある。日本社会の特質を簡潔に言い表していると思う。未曽有の大震災に直面し、多くの方々が被災している現在、角が立つかもしれないが、冷静な議論を提案したい。  今回の福島原子力発電所の事故は幸運にも放射…
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